Qbittorrent-Nox#
Linux で Qbittorrent Web UI を使用するには、完全な Qbittorent デスクトップアプリケーションをインストールする必要はありません。ターミナルベースの Qbittorrent アプリケーションが利用可能であり、それは Qbittorrent-Nox と呼ばれています。
注意:Web UI 機能は Qbittorrent-Nox アプリケーションに限定されていません。この機能は従来の Qbittorent Linux デスクトップアプリケーションとも一緒に使用できます。
qbittorrent のインストール#
add-apt-repository コマンドのインストール#
sudo apt-get update && sudo apt-get install software-properties-common -y
qbittorrent-nox の PPA ソフトウェアリポジトリの追加#
sudo add-apt-repository ppa:qbittorrent-team/qbittorrent-stable
qbittorrent-nox(webui 版)のインストール#
sudo apt-get update && sudo apt-get install qbittorrent-nox
起動時に自動起動するように設定する#
rc.local を使用して設定する#
Ubuntu-16.10 以降のバージョンの場合、以下の記事に従って設定を完了する必要があります。設定が完了すると、起動時に自動起動が有効になります。
Ubuntu-18.04 での起動時に自動起動するスクリプトの設定
Ubuntu-16.10(含まない)以前のバージョンでは、update-rc.d や rc.local などの方法を使用して起動時に自動起動を設定していました...
rc.local スクリプトを編集する
nano /etc/rc.local
exit 0 の前(前の行)に以下の内容を追加して保存します
qbittorrent-nox -d
カスタムサービスの作成による設定#
システムサービスの作成
sudo apt-get install nano -y && nano /etc/systemd/system/qbittorrent-nox.service
以下の内容を貼り付けて保存します。
[Unit]
Description=qBittorrent-nox
After=network.target
[Service]
User=root
Type=simple
RemainAfterExit=yes
ExecStart=/usr/bin/qbittorrent-nox -d
[Install]
WantedBy=multi-user.target
qbittorrent-nox を起動し、サービスの設定を作成する
systemctl start qbittorrent-nox
qbittorrent-nox を起動時に自動的に起動するように設定する
systemctl enable qbittorrent-nox
qbittorrent-nox の状態を確認する
sudo systemctl status qbittorrent-nox
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